こんにちは!Tamaki ( @aj_tamaki )です。 英語教室を20年以上運営。
娘は日本で義務教育を受けながら日英バイリンガル→英語ナレーションの仕事ができる英語力がつきました。
7歳以下のお子さんの幼児英語教育について学習法などの情報を発信しています。
英語を話せるようになれば将来の可能性はきっと広がるはず。子どもにはぜひとも英語を話せるようになってほしいと思う親も少なくないでしょう。
でもこちらがどんなに望んでも子ども自身が英語に対して興味を示さなければ意味がありません。
「どうやって英語に興味を持ってもらうか」
「どのように英語の面白さを伝えるか」
今日は未就学児の子どもに英語に興味を持ってもらう具体的な方法についてシェアしたいと思います。子どもが英語自体を好きになれば習得するのは早いです!
自然に英語に興味を持つ子どもは少ない、大切なのは「きっかけ」づくり!
英語というのは、日本に住んでいるとなかなか子どもの普段の環境に身近に存在していませんよね。
日本語のテレビを観たり、日本語のアニメを観たり、日本語の絵本を読んだり、小さな子どもが普通に生きていれば英語というのはそう多くは関わるものではありません。
そのため、自然に英語に興味を持ち学ぶという子どもはそこまで多くはなく、親からの何かしらの「きっかけ」が子どもに英語に興味を持たせるためには非常に大切だと考えられます。
そのちょっとした「きっかけ」を作ってあげることで、元々英語にあまり興味がない子どもでもいずれ興味を示すようになるのです。子どもが英語に興味を持つようになるには、パパやママのちょっとした努力も必要です。
では、子どもに英語の興味を持ってもらうにはどのようにすればいいのでしょうか。
その具体的な方法を6つ、関連記事や動画、絵本なども一緒に以下のオススメポイントをご紹介します。参考にしていただければ嬉しいです。
- 英語の歌
- 英語絵本
- 海外に触れる
- 英語のおもちゃ
- アルファベットに触れる
- 英語の挨拶
英語の歌を聴かせる
外国語の習得には繰り返し音を聞き覚えていくのが効果的と言われており、子ども自身も「勉強」ではなく自然と楽しみながら英語に触れられます。
実際、英語に興味を持つ子どもの親御さんたちは乳幼児期から日本語の童謡に合わせて英語の童謡も聞かせていたというところも多く、英語の歌を使い音から興味を持たせるのは有効な手段だと考えられます。
英語の絵本を普段の生活に取り入れる
子どもはこの方法により英語の文章に親しみを持つようになります。
英語の文章に興味を示しておかないといずれ「読み」や「書き」の勉強に入ったときに苦労するので、英語の歌で音に慣れるのももちろん大切ですが英語の文字に慣れるのも重要な要素です。
ただし、いきなり長い文章のものを子どもに与えても難しすぎるので、最初はベビー用のカラフルな絵とシンプルな単語で構成された絵本をお勧めします。ママやパパにもハードルが高すぎず扱いやすい絵本を選んでください。
シンプルな絵本は日本人のママやパパにとっても読み聞かせしやすく、ご自身の英語の練習にもなります。同時にママやパパが楽しそうに絵本を読み聞かせしていると子どもにも伝わり英語の絵本をもっと見たい!という気持ちに繋がっていきます。
ある程度の日本語がわかるようになる3歳ごろから短めの英語の文章が入った英語絵本を取り入れるのがいいでしょう。
英語教室の多読の練習でも自分のレベルにあう簡単な本から使いはじめ、徐々に難易度を上げていく方法をとっています。
英語絵本導入の際も最初は簡単な英語の文字が入ったシンプルで絵が気に入ったものから取り入れることをお勧めします。
音が出る絵本は子供たちも大好きなので使いやすいですね。
子どもたちに大人気、Baby Sharkが絵本になった楽しい音の出る絵本
海外に触れさせる
「小さな子どもをどうやって海外に触れさせるのか?」
例えば、テレビや雑誌、YouTube、世界地図でもいいですし、それらを使って海外の綺麗な景色や動物、植物、食べ物、スポーツなど子どもが興味のあるものを見せることで海外に興味を持つきっかけになります。
海外に興味を持ち出したら、そこに行くには英語が必要と教えてあげれば自然と英語にも興味が湧くかもしれません。
YouTubeの旅行チャンネルや子供用チャンネルを利用しながら英語や海外に興味をもってもらい、自由に海外旅行に行く機会を待ちましょう。
娘が幼いとき旅行に行く際には、英語のキッズプログラムがあるホテルに滞在したことがあります。最初は不安な様子だった娘も時間がたつと先生やお友達と楽しく参加できるようになっていました。
将来、海外旅行に行くときには、キッズプログラムのあるホテルやプランを探して、思い切って子どもを現地のキッズプログラムに参加させてみるのはどうでしょうか。
英語のおもちゃで遊ばせる
英語おもちゃで楽しく遊べたら英語に興味を持ってもらえることが多いです。
ただ、実際は全てのおもちゃを英語にするのは荷が重いので、例えば、1日の中で1回は英語のおもちゃで遊ばせるなどして触れ合う機会を作るようにします。
お風呂の時間だけ英語のアルファベットで遊べるものを使うなどがいいでしょう。
外国のおもちゃには、子供が特定の行動をとると英語を話すおもちゃなども数多く有ります。
こちらは日本語と英語、バイリンガル対応のおもちゃです。6か月~2歳くらいまでのお子さんが楽しめますが、年齢に応じて遊び方も変わってくると思います。幼いころに日本語と英語を聞いて育つとそれぞれの言語の音を区別して発音するようになるとこちらのおもちゃを監修している大学の教授も話しています。
6か月~2歳くらいまでのお子さんが楽しめる日英バイリンガル対応
アルファベットのおもちゃや表を見えるところに置く
これは大人でも何か暗記したいときに使う方法ですが、子どもがよく遊ぶ場所などに英語のアルファベット表やおもちゃを置くことで頻繁に目にし、興味を持ちアルファベットを覚えるきっかけになります。
どこに置くかは自由ですが、お風呂場は毎日1度利用する場所であり一緒に読んだり遊んだりできるのでおすすめです。
ただ、ここで「これはどのアルファベット?」というように子どもに聞くとそれは ‘’勉強’’ になってしまうので、あくまでも子どもが自主的に興味を持ち自主的に学ぶために使うことが大切です。
家で英語の挨拶を取り入れる
英語が身近な存在であることを伝えるために家庭内で簡単な英語の挨拶を取り入れることもいいでしょう。
おはようやこんにちは、おやすみの代わりに英語で言ったり、ありがとうも英語に置き換えるといいです。
ママやパパが積極的に英語を取り入れることで子どもも自然と英語を口ずさむようになると思います。
挨拶で使う単語やフレーズが学べる動画です。
スローバージョン
早くて難易度が高いバージョン
まとめ
今日は、子どもに英語に興味を持たせるための方法について6つご紹介しました。
- 英語の歌
- 英語絵本
- 海外に触れる
- 英語のおもちゃ
- アルファベットに触れる
- 英語の挨拶
大切なのはいかに子どもに英語の楽しさを知ってもらうかという「きっかけ」づくりです。そのために歌が大好きなお子さんだったら積極的に英語の歌を聞いたり、動物が好きなら海外に住む動物を見せたり(例えばオーストラリアのコアラやカンガルーなど)、その子どもの特性に合わせて今日紹介した内容を選んで試してみてください。
普段から英語は楽しいねとお子さんとコミュニケーションをしながら親子で英語を楽しみましょう。
お子さんも徐々に英語に興味を持ち、積極的に英語を学んでいってくれるでしょう。